身近な死|お父さん

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Arime Death Story

大きなプロジェクトのリーダーに抜擢された私。大きな仕事を任されたという責任感と同期の誰にも負けたくないというプライドとで、兎に角仕事に夢中になり帰宅はいつも夜中、休日も当たり前の様に出社していた。今は何より仕事が楽しかった。

 

ある日もいつも通り夜中に帰宅すると、寝ていた長男が起きてきて

「パパ、動物園に行くの楽しみにしてるよ!」
「あ、ごねんね。日曜日会社に行かなくちゃならなくなったんだ。動物園はまた今度にしようね。」

長男はよほど楽しみにしていたのか、がっくりと肩を落とし目にいっぱいの涙をためていた。

「ごめん、また今度ね!もう遅いから寝なさい。」

またある日は妻が

「ねぇ、今度の日曜日幼稚園のお遊戯会なんだけど大丈夫よね?」

娘のお遊戯会、正直私は忘れていた

「あ・・ごめん、今急ぎの仕事があって、お前とお義母さんで行ってきてくれよ」
「え?また仕事なの?あの子パパが来るからって一所懸命練習してるのよ!」

こんな調子で家族との時間を犠牲にして私は仕事に打ち込んでいたせいか、仕事は順調に進んでいき、気持ちにも時間にも余裕が出てきた。

最近忙しさのためか眩暈がひどい。今日は久しぶりに早く帰宅しよう。

「そうえいばもうすぐ結婚記念日だし、子供たちも夏休みだからサプライズで旅行でも計画するか!」

日頃の罪滅ぼしをしようと考えた私は、帰宅前に旅行会社に寄ることにした。

とても暑い日だった。いつもより眩暈がひどいが暑さのせいだろう。

地下鉄のシートに座り目を閉じた私は突然ものすごい胸の痛みにおそわれ、意識が遠のいた。

 

・・・私は心筋梗塞で命を落としてしまった。妻と子供たちを残して・・・

(※厚生省の調査によると、30-64歳の働きざかりに亡くなった人の12.2%は、発病から1週間以内に死亡した「急な病死者」、いわゆる「突然死」でした。死因は、心臓病(51%)、脳卒中(35%)、消化器系の病気(6%)の順です。男女別では、男性が女性の約3倍、男性は心臓病が多く、女性は脳卒中が多いという特徴が見られます)

 

いつも仕事ばかりで寂しい思いをさせてしまったね。子育てもまかせっきりで妻には本当に申し訳ないと思っている。

子供たちにも父親らしいことをしてやれなかったな・・・
 
 
 
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